中止卵

孵化までもう数日、というところで、何かの原因により卵の中のヒナが死んでしまうことを「中止卵」と言います。

元々孵らない「無精卵」は中止卵ではありません。無精卵と中止卵は、中に胎児がいるかいないかの違いがあり、慣れてくると外見で判断できるようになります(無精卵の場合は検卵で確実にわかります)

原因は様々で、複数の原因が重なっている事もあります。

卵の中でようやく胎児の形が見えてきた頃の中止、あと数日で孵化という大きさまで育っていたのに突然死んでしまう中止、単に親鳥の抱卵による保温が足りず卵が冷えて亡くなった場合の中止、卵に小さい穴が開いたり卵膜がまくれたりして構造的欠陥による中止、、卵内ヒナの先天性異常や奇形などによる中止・・などです。

抱卵を初めてから数日経った卵を検卵した時に、中止卵が見つかったら巣から排除します。排除する事で、巣に残った有精卵を効率よく温められます。ですが、初めての繁殖や親鳥が神経質になっている場合は、検卵も中止卵排除もやらずに、そのまま親鳥に任せて触らないほうが良いでしょう。そうでないと繁殖そのものを、巣ごと放棄することになりかねません。

検卵時には胎児が見えるのに毎回孵化間近になって、卵のほとんどが中止卵になる、卵の何割かは決まって中止卵になる、という場合は、その両親鳥の組み合わせが悪いのかもしれません。遺伝上の欠陥や致死遺伝子の影響で卵の中で胎児が亡くなる現象が起きている可能性があります。
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ぴろり

Author:ぴろり
元ペットショップ店員、ペットケアアドバイザーで、現・鳥のおもちゃ屋「ぴろりふぁ~む」店長

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